NHKマイルC。重賞3勝エーシントップの実績は信用できるか


NHKマイルCで人気が予想されるエーシントップ。
ハイペースに巻き込まれた朝日杯FSで負けた以外は全て勝っていて6戦5勝、重賞3勝の実績は今回のメンバーではやはり一枚抜けています。
前哨戦のNZTも勝っていますし万全の状態といきたいところなんですが、NZT勝ち馬は何故かNHKマイルCを勝てない事が続いていました。
昨年のカレンブラックヒルがこのローテーションで勝っていますが、その前となるとNZTがまだ1400mで開催されていた98年のエルコンドルパサーまで遡る事になります。

NZT勝ち馬のNHKマイルC成績
馬名 NZT NHKマイルC
12 カレンブラックヒル 1人気1着 1人気1着
11 エイシンオスマン 12人気1着 7人気4着
10 サンライズプリンス 1人気1着 2人気4着
09 サンカルロ 1人気1着 3人気18着(8位入線降着)
08 サトノプログレス 6人気1着 6人気7着
07 トーホウレーサー 11人気1着 7人気5着
06 マイネルスケルツィ 1人気1着 2人気10着
05 マイネルハーティー 2人気1着 3人気12着
04 シーキングザダイヤ 1人気1着 2人気7着
03 エイシンツルギザン 7人気1着 5人気2着

NZTが行われる中山の1600mは適性や展開の重要度が高くなりやすいコースで、NHKマイルCの行われる東京1600mは広いコースでの力勝負、特にNHKマイルCはハイペースになりやすくスタミナも要求されるような流れが多く、なかなかこの2レースの結果が結びつかないと言われています。

ただ今回のエーシントップは京都マイルでのシンザン記念も勝っていますので、中山マイルが合ったというだけではないですね。
上記の過去10年のNZT勝ち馬のうち、NZT以前に重賞勝ちがあったのは02年シーキングザダイヤだけで、カレンブラックヒルもNZTが重賞初勝利でした。

重賞実績という面では過去10年のNHKマイルCに出走した重賞3勝馬はラインクラフトのみで、NHKマイルCも勝っていますが、G1桜花賞を勝ってきている馬なので少し違いますね。
少しハードルを下げて重賞を2勝以上していた馬のNHKマイルCの成績をまとめてみます。

重賞2勝以上馬のNHKマイルC
馬名 前走 NHKマイルC
11 グランプリボス NZT 1人気3着 1人気1着
06 フサイチリシャール 皐月賞 3人気5着 1人気6着
05 ペールギュント 皐月賞 9人気6着 1人気4着
05 ラインクラフト 桜花賞 2人気1着 2人気1着
04 コスモサンビーム 皐月賞 3人気4着 4人気2着
04 シーキングザダイヤ NZT 1人気1着 2人気7着
04 メイショウボーラー 皐月賞 6人気3着 3人気3着

皐月賞からの参戦が多くなっているように、やはりこの時期に重賞2勝できるような馬はクラシック路線を歩む事が多く、特に近年は重賞実績の多い馬の出走は少なくなっていますね。

この中でNHKマイルCで連対できたのはグランプリボス、ラインクラフト、コスモサンビームとなり、3頭ともG1馬です。
G1を勝っているフサイチリシャールも負けていますので、G1を勝っていれば大丈夫という結果ではないのですが、G1を勝っていなかったペールギュント、シーキングザダイヤ、メイショウボーラーはシンザン記念、アーリントンC、NZTとクラシックに直結しにくい3歳マイル重賞のいずれかを勝っていて、悪く言えば相手に恵まれた結果の重賞2勝と見ることもできます。

ですが重賞2勝馬3頭が出ていた04年の勝ち馬は毎日杯を圧勝してきたキングカメハメハ。
05年はラインクラフトが勝って桜花賞1,3着馬のワンツーでした。

今年のメンバーには桜花賞組がいませんし、キングカメハメハのようなスケールを感じさせる勝ち方をしてきた馬も見当たりません。
シーキングザダイヤの凡走に目をつぶれば(良馬場発表ですが雨も降ってましたし)、消去法のような形にはなりますが連軸としての信頼性はまずまずと言えそうです。

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